元気・健康

更年期障害


病気ではないけれど でも辛い

それが「更年期障害」

■暑くないのに汗をかく。
■なんとなく体がだるい。
■すぐ疲れる。
■ふらふらとめまいがする。
■ちょっとした事でイライラする。
■気分が落ち込み、鬱々とする。
■よく眠れない

閉経、卵巣の機能停止…
それが更年期のはじまリ
191130140代後半に入った頃から、こんな体の不調を感じる女性が増えてくるようです。それはもしかしたら、更年期によるものかもしれません。
更年期とは、閉経をはさんだ前後10年ほどの期間をさします。閉経とは、卵巣から分泌される女性ホルモン・ エストロゲンが減少し、 ホルモンバランスが崩れることで、卵巣の機能がストップし、月経が永久的に停止するこ とを言います。閉経の始まりは人それぞれで 違い、期間も半年から何年もかかる人もいます。 上のチェックポイントは更年期によく見られる症状で、総じて「更年期障害」と呼ばれま す。これは卵巣機能低下によりエスロゲンが 分泌できないのに、脳からは「エストロゲンを出しなさい」と指令が来るため、体内で一種のパニック状態になっていることが原因 です。そのため、自律神経が影響を受け、疲労感·抑うつ状態・腰痛や肩こり•発汗・不眠など、 様々な症状を引き起こしているのです。左のチェックポイント以外にも、合計42種類の症状があ ると言われています。重さも人それぞれで、気 にならない人もいれば、寝込むほど調子が悪 くなる人もいます。更年期はおおよそ40代~50代で訪れると言われており、この年代は家庭や職場のストレス、子供の独立・結婚、親の介護などの環境の変化が起こりやすいため、 閉経以外でもホルモンバランスが崩れやす くあります。また今では30代の女性も「プチ 更年期」と病院に通っているようです。
ここで大事なのは「更年期は病気ではない」 ということ。女性ホルモンバランスが欠乏し た状態で体を安定させるためのもので、いつか必ず終わるものなのです。