すっぽんと卵

すっぽんの卵は、栄養の宝庫!その理由って?


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すっぽんの卵を食べたことがある、または見たことがある人は、あまりいないのではないでしょか。
専門店でもメニューに載せられない、すっぽんの卵。
その栄養価の高さから
栄養の宝庫
●卵の中の卵
●卵の王様
とまで言われています。

なぜこんなに評価が高いのでしょうか?
その理由をお伝えします。
 

すっぽんの卵は、栄養の宝庫!その理由って?

 

(1)全アミノ酸をバランス良く含有。

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すっぽんの卵には、
・必須アミノ酸
・非必須アミノ酸
全18種類をバランスよく含有します。

必須アミノ酸は、体内で生成できない成分です。
必ず食物から摂らなければなりません。
非必須アミノ酸は、体内で生成できるとはいえ
多く摂取して損はありません。

「今の日本人はアミノ酸が足りてない」と言われます。
すっぽんの卵は、しっかり補ってくれるのです。

すっぽんの卵が含有するアミノ酸例

コラーゲン生成グリシン
プロリン
アラニン
疲労回復バリン
ロイシン
イソロイシン
発毛・育毛アルギニン
リジン
シスチン
すっぽんの卵は、その栄養価の高さとバランスの良さから 「卵の王様」や「栄養の宝庫」と呼ばれます。 でも、こう思う人は多いんじゃないでしょうか? 「……ところで、すっぽんの
 

(2)青魚と同じDHE・EPAを含有。

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すっぽんの卵は、鶏卵と同じものとよく勘違いされます。
しかしそれは大きな間違いです。

すっぽんの卵は、青魚と同じ不飽和脂肪酸DHA・EPAを持っています。
血液サラサラ成分であるDHA・EPAは、体内で生成できません。
必ず食べ物から摂らないといけないのです。

そのため、すっぽんの卵にはコレステロール低下効果があると報告もあります。
ドロドロ血液は万病のもと。
サラサラ血液は健康を作る。
すっぽんの卵と鶏卵は似て非なるものなのです。

すっぽんは長い歴史の中で、 自然の滋養強壮食材として使われてきました。 昔は白血病など重い病にかかった時、 すっぽんを薬として食べたと 記録があります。 (大河ド
 

(3)ビタミン・ミネラル類も豊富。

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すっぽんの卵には、ビタミン類・ミネラル類もたっぷり含みます。
疲労や夏バテに効くビタミンB1は、鰻よりも豊富に持っていま。

ビタミンB1含有量
すっぽん0.91mg/100g
0.75mg/100g

※「ビタミネ」HPより

他にもこれらを豊富に含みます。
●ビタミンA
●ビタミンB2
●ビタミンE

ミネラル類もたっぷり含んでいます
●鉄分
●亜鉛
●カルシウム

鉄分は、貧血に悩む女性にとって欠かせないミネラル。
カルシウムも、男性に比べ骨が弱い女性に必要です。
すっぽんの卵はどちらも豊富に持つ、女性に優しい食材なんですね。

夏バテを防ぐ食材=鰻 と思う人は多いでしょう。 でも実は、すっぽんは鰻よりもスゴイ 最強の夏バテ防止食材なんです! なぜそう言われるのでしょうか? 主な理由を
 

健康・美容に役立つ「栄養の宝庫」

卵つまむ
すっぽんの卵が栄養の宝庫と言われる理由が伝わりましたか?
●必須アミノ酸を含む全アミノ酸
●不飽和脂肪酸DHA・EPA
●ビタミン・ミネラル各種
これらをバランスよく持つすっぽんの卵。
出会った時はぜひ食べてみてくださいね。